サイバー大学教養科目アウトプット①

 

 日本の伝統芸能第1回学習目標

 

・伝統芸能を学ぶ意味を説明できる

・伝統芸能の歴史についてポイントをおさせて説明できる

 

 科目概要

 

・日本の伝統芸能は、渡来の文化や日本古来の歴史・自然・宗教を豊かに取り組み、今も日本人の生活のあらゆるところに息づいている。

 

・能楽、文学、歌舞伎などについての基礎知識を教養として身につけることを目指す。

→三大国劇

 

・伝統芸能の現代日本社会および海外との関わりや将来的な展望について理解する。

 

科目目標

 

・日本の伝統芸能について基礎的な知識について説明できる

 

・伝統芸能の価値について説明できる

 

・伝統芸能に込められた日本古来の宗教観・自然観・身体観について説明できる

 

・伝統芸能の国際意義について説明できる

 

各回の授業構成

 

 第1回 オリエンテーション

 

 第2回 お笑い芸の系譜

 

 第3回 異世界からの声

 

 第4回 宴会芸の世界

 

 第5回 女性と芸能

 

 第6回 民俗芸能

 

 第7回 現代に生きる忠臣蔵

 

 第8回 日本の芸能と国際交流

 

 第2章 いま、伝統芸能を学ぶ意味

 

 芸能とは?→「六芸」→紀元前1050年〜前256年頃の古代中国周王朝で貴族や立派な人物が教養として身につけていなければならない各種の才芸、技芸。

 

 六芸→礼・楽・射・御・書・数

 

・礼→礼儀作法

 

・楽→音楽

 

・射→弓術

 

・御→馬術

 

・書→書道

 

・数→学問

 

 上記の6つは立居振舞、音楽、スポーツ、学問として日常的なものだがこれが洗練・研磨されることで非日常的な技芸・技能になり観客や鑑賞者が現れるほどになる。

 

 この技芸・技能を元に「芸能」という言葉が作られたと授業を受けて解釈した。

 

 

 伝統芸能とは?→芸能のうち、ある社会・集団の中で長い時間をかけて育まれ、受け継がれてきたもの。

 

 「能楽・文学・歌舞伎・落語・宴会芸・民俗芸能」→数百年の歴史と多くの人々によって受け継がれてきた伝統芸能になる。

 

 いま、伝統芸能を学ぶ意味

 

 ①日本固有の技術・文化の継承と革新について総合的に理解できる

 

 ②国際社会における日本のPRポイントについて考えるきっかけになる

 

 ③死生観・宗教観について考えられる

 

 ④人間の身体の力について見直せる

 

 

 古代の芸能(飛鳥・奈良時代に輸入)

 

 ①伎楽(ぎがく)→百済の帰化人から

 

 ②雅楽③散楽→中国から

 

 平安時代

 

 ①猿楽→物真似芸や寸劇

 

 ②田楽→悪霊退散、病気を祓うための芸(畑のBGM的な存在だったものから派生)

 

 中世 南北朝・室町時代

 

 ①能→猿楽役者の観阿弥・世阿弥親子による大成

 

 ②狂言→台詞主体の喜劇→滑稽で即興性に富む

 

 江戸時代

 

 徳川家康→能を愛好、役者を保護。自分が主人公の能を創作した。

 

 徳川家光→幕府、諸大名の式楽へ(儀式に用いる舞楽)

 

 町人の芸能

 

 ①人形浄瑠璃(文学)

 

 ・三業:浄瑠璃・三味線・人形遣い

 

 ・太夫(たゆう):浄瑠璃語り

 

 ・三味線:中国→琉球→琵琶法師による改良

 

 ・人形遣い:傀儡を操る

 

 ②歌舞伎 ややこ踊りの出雲阿国

 

 第1回まとめ

 

 ・現代社会において伝統芸能を学ぶ意味について学習した

 

 ・古代から近世までの伝統芸能の歴史についてポイントをおさえて学習した

 

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